ステップファミリーになるまでに考えた方がいいこと

こんにちは(*^^*)

ステップファミリー5年目のりんですが、今みんな仲良く幸せに暮らせています。

細かいことは…いろいろありますが。

 

お茶を飲みつつ、『再婚するときには賛成派と反対派がいたなあ…』とぼんやり思い出して

あの時賛成してくれて、反対してもらえて何を考えて再婚をするという決断に至ったかをブログに書こうと思いました。

 

「これからステップファミリーになろうかな」と検討中の方は

お互いの家族の幸せのために参考にしてもらえたらな、と思います♪

 

この記事は

  • 子連れ再婚(ステップファミリー)について知りたい
  • 子連れ再婚(ステップファミリー)になろうか検討している
  • 子連れ再婚(ステップファミリー)の失敗例を怖いけど、知りたい

 

という方に向けて書いています(*^^*)

 

目次

ステップファミリーになることについて賛成派か反対派か周囲にはどちらが多かったか?

結論は賛成派が多かったです。

普段から私のことを見て聞いて昔から知っている人ほど

賛成してくれました。

 

では反対派の人が私と距離があったのか?というと決してそういうわけでもなく、

一般論やその人その人の聞いたことなどから

改めて反対する、という人がほとんどでしたね。

 

その意見も私にとってはとても戒めになり

今の旦那さんと過ごしながら

当時は探ったり想像したり試したりすることができて(笑)

非常にありがたかったです。

 

そうやって決断までにきちんと気持ちの段階を踏んだおかげで

勢いだけでなく、自分の選択にある程度自信を持つことができました。

 

なにか壁にぶち当たっても

『やっぱりステップファミリーになったからこそこの悩みなわけだし、

みんなから聞いてたもんな。

きちんと向き合おう!』と思えます。

 

そして意外と親は反対派でしたね。

まず離婚も再婚も経験したことがない親であったことも大きいです。

そして自分達とは時代、世代が違い過ぎることから

『うまくいくわけがない』という固定観念があったからだと思います。

 

でも。。。

いざ再婚するとなると諦めて手放してくれた感じです。

(今は普通に応援してくれていますよ。

元々仲良くもない実家ですが苦笑

結果うまくいっていれば文句はでないものです( *´艸`))

 

あとは少し特殊だったのが

通っていたマッサージ店の気の合うおばさん店長がいたのですが

実は同じ4人の子がいるステップファミリーだと話してくれ、

「…やめた方がいいよ💦」ととっても親身に経験を話してくれた上で、

改めてやさしく反対されました。

 

この意見は経験からの反対だったので、とても参考になりましたね。

 

では話を戻して

賛成派と反対派、それぞれなぜそう言ってくれたのかを書いていきますね!

 

ステップファミリー賛成派の理由

①子どもたちの年齢がちょうどよかった

当時の4人の子ども達。

実子:長女(小3)、長男(小2)

継子:次女(年中)、次男(2歳なりたて)

女2人、男2人。年齢もほどよく離れていました。

 

それぞれがパパが欲しい、ママが欲しい、

実際会ってみても

全員が純粋にパパママになって!と言えた年齢でした。

 

年中の次女だけがもしかしたら複雑だったかもしれません。

(今では本当のママのことはほとんど記憶にないのですが

当時はまだはっきり覚えていたのです。)

 

実子、継子の年齢はかなり家庭がうまく回るかを左右すると思います。

反抗期、思春期の子がいるならばこの再婚はありえなかったと今でも思っています。

 

友人たちが声を揃えて「それはタイミングばっちりだしいいやん!(>_<)」と感動して喜んでくれたものです。

懐かしいです。

 

 

 

②パートナー同士の環境の摺り寄せがきちんとできていた

我が家の場合は

旦那が都内勤務(関東圏に在住)、関西に転勤可能。

私は関西勤務の仕事をしていましたが

こちらはすぐに転職可能で給与も変わらないなどの好条件な職種であったため

仕事の面はどうにでもなりました。

 

あとは4人の子を育てるとなると

まだ幼児が2人いたので病気や熱でお休み必須なわけです(*_*)

その時に仕事がないがしろになる…

ちょうど老々介護が心配な親戚が関東、つまり今の旦那の住まいの近くに

いたので一緒に住むことでお互いのできることできないことを

助け合えるなあと考えました。

 

同居が嫌な人もいると思いますが

私は人との程よい距離を保つことは昔から得意だったので大丈夫でした( *´艸`)

 

同居する前に全員で本音も話し合いました。

 

そして3世帯にまたがった同居も可能に。

もちろんあとあとの金銭面での都合もきちんと話し合い

問題がなかったので可能になりましたよ。

 

あとは

私が嫁に入るわけですが、『長男』は年齢的に私の実子になるわけです。

相続のことも問題に上がりますが、

そちらも旦那が了解済みだったので子連れ再婚と同居が一気に可能になりました。

 

余談ですが姓が変わることに対しては

子どもたちに「こういう名前に変わるよ」と

知らせて反応を見てましたね。(懐かしいです。

 

うちの場合は画数が格段に減ることになったのでまず喜んでました笑

 

再婚に賛成ならそれぞれが

響きがよいとか、意外と(名前と)合うかも、とか何かを決める時も

それぞれに自然と良いところを見つけようとするものですよ。

 

ステップファミリー反対派の理由

①継子を可愛がれるわけがない

これは全員が心配するところです。

私はというとまずそのときまだ2歳と5歳の年中さんになるところの継子だったので

小さいと単純に可愛いですよね( ´艸`)

だから先々もしかしたら可愛がれないようなことが起きるかも

という可能性はあるだろうな・・・

と思いつつ(なにが起こるかは再婚しないとわからないのでね。)

『絶対無理』、とは思いませんでした。

 

ここでも年齢は大事と思えるのです。

継子の反応が純粋な時期あればあるほど、

こちらが喜んでもらおうとすることには素直に喜んでもらえるし

こちらの期待する通りの反応が得られることも多いので

両方がプラスの感情に向きやすいです。

 

だから反抗期、思春期の頃は再婚は避けた方がよいかなあと思います。

親のために我慢して笑ったり、意見を曲げてきたりすることが

多くなってくるからです。

(『マッサージ屋さんによる失敗談↓』でまたお話しますね。)

 

あとは…継子ちゃんの顔が自分に似ていないので

そこは愛せるかどうかに関わってくるかという気になるところなんですが

似てるかどうかよりも

愛嬌があるかどうか、ですね!(ぶっちゃけ!)

 

旦那の元パートナーに顔が似ている子がなにか悪さをするとします。

『やっぱり私とは違う!価値観や常識がない!』などと攻めたくなります。

じゃあ旦那に顔が似ている子が悪さをしたら同じことを思うかというと

不思議と旦那の元パートナーに顔が似ている子の時よりも

共感的、感情的になります。

(ほんとこれは本能的に正直な話です。)

 

なぜかというと

『旦那<元パートナーの子なんだな』、という認識が

そっちの方が強いんですよ"(-""-)"

一種のやきもちなんですよね…。

 

でもこれも悪さをされたからという感情の揺さぶりであって、

継子がきちんと反省するところを見ると、実子同様にキュンとするし可愛いものです。

 

うちの場合はまだ末っ子がその可愛いに辿り着く過渡期であり、

イライラも多いのですが。

 

その上の継子ちゃんである当時年中の次女は今はもう小4で

悪さもしなくなりしっかり仲良くなっているので

問題なしです!(*^^*)

 

母親がいなかった子たちの方が生活に問題があり、しつけが行き届いていなかったり逆に祖父母に甘やかされた分

かなり荒れた部分が多いと感じます。

 

継子を愛せない事実はなく、

親になる自分がどれだけ思考を柔軟に、立ち回ることができるかがキーになってきます。

ストレスの回避能力も高めじゃないと不可能ですね。

でもシングルマザーやシングルファザーを何年もしてきたならそこは

大丈夫な気がします。

 

 

②実子をパートナーが可愛がれないかもしれない(虐待のする可能性がある)

パートナーのことを愛しているから再婚を考えるわけですが

結婚も2度目となると恋愛感情や性的欲求、家事や育児の負担を減らしたいなどという気持ちなどで決めることではありません。

 

『私たちは違う!』という気持ちですらそれは感情論なのです。

一般的に再婚し義理の親から継子への虐待は、実の親からの子への虐待の5倍と言われています。

 

それだけのリスクがあるということなのです。

私も再婚を考えたとき、実子との関係性や距離感をすごく観察しました。

私がいないときに2人きりにしても大丈夫か、ちょっとしたことで苛立つことがあったらその再婚はやめておいた方がいいです。

苛立たず、冷静に話し合うことができるか。

問題を放置したり任せっきりにしたりする相手はダメです。

常に夫婦で、家族で向き合って問題を解決することができるかがキーです。

 

③パートナー同士の傷のなめ合いでしかないのでは

まず言いたいのですが…

シングルマザーは辛かったです。

特に私の場合は実家の助けがそこまで得られないことへのいろんなものの不足分がありましたね"(-""-)"

気持ちや体力面で頼れるパートナーがいないことが一番の理由です。

普段の買い物も、子どもが小さいと置いていくわけにもいかず

子どもにアレルギーや発達面で問題が起きても、

すべての尻拭いが自分一人にかかってくるからです。

 

シングル時代は一番頑張ったし、苦労をした…と言える年月を過ごしました。

(金銭面では養育費も払ってもらえないことが多い世の中で

掛け持ちの仕事をこなすことも結構普通ですよね。)

 

シングルマザーの育児と仕事の両立は、

普通の家庭のそれらより

実際4倍くらい辛い!!と思っています。(りん調べ"(-""-)")

 

(近所にシングルマザーの家庭があったら温かい気持ちで接してあげてください。

強気でいても、いつも折れそうな気持ちで生きているのです。(代弁))

 

話は逸れましたが笑、そんな辛さもあって

「未来の苦労を考えず、今の苦労から脱却したいという気持ちなら辞めなさい」

という意見が多かったです。

今の方が背負うものが少ないよ、という心配するからこその意見でしたね(._.)

 

もともとは自分も再婚はするつもりはありませんでした。

他人を信じることがもう嫌になっていたからです。

まあでもそれも私の場合は再婚相手、今の旦那がもともと同級生で、周りの知り合いも共通していたこともあり

昔を知っているので…気持ちは徐々に変わり、その他のタイミングやもろもろ考えて急スピードに進んで

奇跡だったとしか言いようがないです💦

 

というわけで

今の生活の心配よりも、

お互いの幸せ、子供たちの幸せひっくるめて常に前向きに、

でもリスクもきちんと見据えて話し合うことができる同士なら

再婚を考えていいと思います。

 

あとは、言葉だけでなく行動も常に合致しているか。

口先ばかりで問題を後回しにする自分や相手ならやはりやめた方がいいです。

 

再婚前にしっかりと観察することをお勧めします"(-""-)"

 

協力し合える相手同士の再婚なら、子どもの問題も一緒に悩めるのでラクです。

逆に協力し合えないならば問題は2倍に自分にだけのしかかってくるでしょう。

 

ステップファミリーの失敗例

再婚前に通っていた担当のマッサージ師さん。

この人に出会っていなかったらそんなに深く考えずに再婚し、

問題が起こった時も毎回感情的になってもしかしたら家庭崩壊しているかもしれません。

その方が話してくれた、失敗した・再婚なんでしなければよかったと後悔している要因とはこんなものでした。

①夫婦で盛り上がって子供たちの意見を聞かなかった

ものすごく正直に話してくれたのは、2人の恋愛感情や性欲でまるで若者のような結婚をしてしまったと。

2人だけで再婚を決め、子供たちは付いていくしかない状態で進めてしまったんだそうです。

 

でも…意気投合する相手とはそうなってしまっても仕方ないことってあるかな

とも思いますがそこは冷静に見つめ直しましょう(⌒-⌒; )

 

②子供たちが全くなつかなかった

実子2人、継子2人の4人の子ども達といううちと同じステップファミリーだったその方の家庭は、

子供たちがすでに中学生、高校生という多感な年ごろであることから4人の子供同士も仲良くなれず、

時間を共にするほどに両親も不仲になったとのことです。

 

離婚すら面倒だからとそのままの状態でお互い経営者同士とのことで仕事に没頭して日々を過ごしていると言っていました。

辛いことがあった時は教会に行って祈っているとも。

(キリスト教で、「心配だから」と当時教本もいただきました。※今も私は無宗教です。)

 

③実家が辛く当たってきた

家庭がうまくいかなくても実家は優しくなかったそうです。

前にも言ったように、実家は世代、時代が、考えが違うのです。

大抵は腫れ物のような扱いをされます。

 

でもうまく回ればみんな応援してくれます。

 

ステップファミリーを成功させるためには

再婚当時は世の中の離婚率はがってきているところで、

まだ書籍などでもテーマに上がっているものは少なかったです。

今はSNSやこういったブログでも取り上げられていることも増えてきて

具体的な沢山のことを知ることができると思います。

 

問題はその得られた経験や意見を参考に、

自分たちの場合ではどういうことになるかを

冷静に考えることができるかです。

 

子供たちは親に幸せになってほしいと願っています。

親はそんな子供たちの気持ちを無視してはいけません。もう初婚とは違います。

2人だけではなく、実家同士の問題でもなく、

子供を含めた家庭全体の幸せを考えなければなりません。

 

今の時代はまだまだ女性が家事育児仕事、介護すら主体です。

そこをどうやって回していくかは嫁次第です。

 

子供たちに何かあった時に責任をもって離婚ができるかどうか、

最悪の場合パートナーを警察に突き出すことになるかもしれません。

 

覚悟を決めて慎重に進めていく冷静さが必要です。

子供たちもそんなあなた方を見て

人生を一歩一歩自分の力で歩いて行ける人間になっていくはずです。

 

ちなみに

アイキャッチに使った画像は旦那が長女の誕生日の朝に次男を抱っこして子供部屋から降りてきているところです。

4人全員のお誕生日をしばらくは全員で必ず同じようにお祝いしていました。

みんな一緒だよ、生まれてきてくれてありがとう

を言葉と行動に示し続けました。

 

将来必ず家族について考える日がくるので

その時自信が湧いてくる『思い出』が必要だと考えてのイベント。

特に旦那は元パートナーである元嫁さんとの死別を経験しているから、生まれることの大切さを子供たちにも知ってもらうことがとても大事だと私も思いました。

 

 

今でもみんなでそれぞれの誕生日はソワソワしながらお祝いの予定を組んでいます( *´艸`)

 

 

今回ステップファミリーについて書きましたが

一般的な家庭でも通じることがあると思います。

 

参考にしていただけたら幸いです。( *´艸`)

明るい未来が開けますように。

 

今後も精進致します!

 

ではね👋

 

 

 

 

 

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