前からちょっと語りたかったことがあります。
40年近く生きてきて、医療関係で長く勤務してきたし
再婚したり語れない苦労もあったりでますます思うことです。
人生で無駄なことはないとか言いますが、あります。
治らない病気になって後悔するもの。
自分にとって無駄にした「時間」です。
もっとこうしていれば。
あの時。
長く生きられるのならこうしたかった。
健康な体もそうだけれど、
健康な体を作るためには時間を巻き戻して
もっと有意義な生活習慣に変えなければいけないし、
子どもにもっと素敵な思い出を作ってあげたかったと後悔するなら
やっぱり時間が必要です。
心の余裕は時間があれば生み出せて本当にその時に何をするべきなのか
もし病気になったとしたら何を後悔するかも考えることができます。
例えば制限時間があるとソワソワしますね。
でも制限時間があっても計画を立てて
時間管理をアラームやタイマーを使うと
その間は心のゆとりができます。
時間は勝手にみんなに平等に流れていくので
「あ〜もうこんな時間!ここからちゃんとしないとやばい!」
と焦るのです。
ここから?どこから?
それも勝手にどんどん流れ去る時間なので不確か
感覚ですよね、もはや。
感覚を
機械で管理できるから安心できるのがアラームやタイマー。
感覚でしかしないからこうなってしまったというのが以下の方々です。
①片付けができない人
②人に意地悪をわざとする人
③ちょっとストレス解消、でちょこちょこ買いして貯蓄できない人
④誘いをはっきり断れない人
そんな人に言いたい。
全て時間の浪費をしていますと。
自分で何に価値があるのか何が有意義なことなのかを絞れない方へ言いたい。
目次
①片付けができない人
片付けを簡単にできれば時間が短縮されます。
片付けが延々と終わらない人は
物の量がキャパを超えているからです。
本当に使うものだけを身の回りに集結させてください。
自分の身長に合わせて取りやすい場所に。
それだけで
おうち時間=
『使うものしか部屋にないから
自分にとって必要なもの・事だけが視野に広がる素敵時間』
に変わります。
素敵な時間を増やすことができたら
常に無駄なものと必要なものの仕分けをする生活習慣になるので
必然的に自分の心が満たされる時間を増やせるようになってきます。
自分の心が満たされるとどうなるか。
意地悪することは無駄な時間を費やすことだとわかります。
②人に意地悪をわざとする人
自分の心が満たされると人に意地悪はしなくなります。
「私は意地悪なんてしてません。」
みんな思うかもしれない。。
「意地悪」
の言葉の定義は医療で長く勤めてきていろんな人を見てきて思うけれど
相手の自由を奪う言動
だと私は思っています。そう強く感じてきました。
「これしなさい」
「それって言ったじゃない」
「私・俺はこうって言ったのにあの子がこうしたんだよ」
「これおかしくない?誰?やったの」
これらをアイデンティティのようにずっと言い続ける人で
共通していることは、
自分じゃないあの人がやったに違いないとか
あの人にはこれを言っていいと
決めつけて押し付けて感覚で言い放っていること。
言い放つ時間自体は秒単位ですが、
言われた・聞いた相手がその言葉の裏の悪意や自分よがりな感情を分析することに
一体どれだけの不快な時間を費やすことか。
相手のプライベートの時間すらその分析で奪い去ってしまう、
超無駄な時間を費やさせている
と認識できていないんですよね。
それはなぜでしょうか。
私が人をたくさん見てきて出した結論は
『自分が有意義に過ごせていないから』
です。
自分にとって本当に有意義な時間とは何かを感覚で捉えているのではなく
分析して理解している人は
他者に嫌な時間を与えてしまったと確実に後悔することができるので
相手の自由時間を奪って不快な分析に充てるという意地悪はしません。
医療で勤めていると
そんな相手の自由時間を奪って不快な分析に充てる意地悪
な人が現場に居残り、
自由時間を奪われて不快な分析をしなければならなくなってしまう真面目な人
が退職に追い込まれることが
とてつもなく多いです。
感覚的にこれでいいやという言動しかしない人は
プライベートはたいていガタガタです。
それは外見にもあらわれていることがほとんどです。
そんな外見とは例に挙げると
目的意識がないごちゃごちゃした服装
医療者であるにも関わらず健康管理できてないことが丸わかりの体型
ぐちゃ付いたロッカーの中
必要ない物でいっぱいのカバン
旅行に行くのかというくらいの荷物の量
次もそんな人のランチタイムから思ったことです。
③ちょこっとストレス解消、でちょこちょこ買いして貯蓄できない人
職場で結構気になる人がいます。
安かったからとたくさんおやつやおかず、飲み物を購入して
職場の人に配る人です。
「これ美味しいよ〜」と言いながら
ぐちゃぐちゃのテーブルに
どんどんその美味しいかどうかわからない半額シールのついたものを乗っけて
それを欲しいと言っていない人にいつも勧める人。
これも人の休憩時間を
好きじゃないかもしれないものを選択させる
テーブルの片付けをさせる
という無駄な時間にして奪っています。
良かれと思ってかもしれませんがこれは「無意識な意地悪」です。
安いからと言って満足する買い物ができても
量が莫大だと選択時間は長くないんでしょうか。
半額シールが付くということは消費期限が短かったり売れ残っている理由があるはずですが、そのリスクを他人にも与えうることは考えていないのかなとも思います。
(努力に対して申し訳ないけれど本気で思う。)
そして「安かったみたいだし遠慮せずどんどん食べちゃえ」
という人もいないでしょう。
物をもらった時点でそこには恩を感じなければなりませんし、
半額シールと色々なリスクが付いたものを目の前に置かれ、
人が時間と労力を費やして得た物を好きでもないのに食べさせられるという
苦痛な休憩時間を費やされて
本来の休憩するという目的を果たせないまま時間を浪費させられてしまいます。
でもそんな時間も職場の雰囲気を悪くさせたくないから断りづらい。
そこで次につながるのです。
④誘いをはっきり断れない人
自分にとってそれが本当に必要な物なのかを考えることと(=自分本位の考え方)
職場の雰囲気を壊したくない、穏便に過ごしたいと思うこと(=周囲本位の考え方)
のどちらか1つに決めるのではなく
同時に考えてみましょう。
どっちも良いようにしてみることが
「断れないことで生じる2次災害」を回避できます。
断れないことで生じる2次災害とは
一方が心地よく、一方が不快になる「断れない」という現場を見て
周囲は毎日の休憩時間が嫌になることでしょう。
そしてその休憩時間が嫌な理由の一つに
安いものをちょこちょこ買いして貯蓄できない周囲に押し付けて不快にさせる人と
なんとなんともれなく
あなたもワンセットになってます。
感覚的にはそうなっちゃいますよ。人間ですもの。
こうやってしっかりと巻き添えを食らうこと😀
これがはっきり断れない人の2次災害です。大事ですよ。
はっきりと断るということでこれを回避することになり
悩む時間を浪費しなくてよくなり休日プライベートも
自分が決めた
「有意義な時間」
で過ごすことができます。
双方が1番納得する断り方はこれ
1人が誘いを断らないと周囲も断ることが難しくなります。
じゃあ「後でお腹が空いたときにいただきます。」
か「もう歯磨きしてしまったし家でコーヒーと一緒に美味しくいただきますね。」
で回避しましょう。
誘いをはっきりと断れない人を見ると
「えー断りづらくなっちゃったよ・・・」
「私はどうしよう」
と周囲にも不快な時間を過ごさせることになります。(休憩時間なのですよ!)
でもマイペースに理由なく断る人がいても周囲はビクビクしますよね。
そんな時は
「時間」をずらしましょう。
時間はみんなに平等で大事ということを言ってきました。
平等に与えられている時間であるにもかかわらず
「自分にとって今じゃない」ということは
その人にしかわからないそれぞれ違うことなのです。
それは1番説得力がある物事を判断する理由になります。
なので
「後で(今ではない)お腹が空いたときにいただきます。」
か
「もう歯磨きしてしまったし(今は違うので後で)家でコーヒーと一緒に美味しくいただきますね。」
で回避しましょう。
休憩時間の本来の目的
おやつを食べる本来の目的
を相手に明確にしつつ
自分の休憩時間の使い方を相手にも周囲にも明確にすることができます。
周囲も「私も今はお腹いっぱいかな」とか安心して同調しやすいです。
安心できる人は不快ではありません。
無意識に意地悪する人を立てながら心地よく休憩時間を過ごすことができます。
まあ、時間をどう使うか
有意義な時間とは自分にとってなんなのか、
時間・物もなんですが、存在の本来の意味を常に考えることができる人は
そんなに深く考えなくても
人を不快にすることは少ないのです。
何かを断るとか受け入れようとか考える時の材料は
体調、家庭の事情、金銭、気持ち、相手との関係性など
が影響しますよね。
そしてどう断っていいかはすごく気を遣います。
なぜならば相手がどう感じるかを考えてしまうから。
でも「時間」をどう使うかの基準はその人にしかわかりません。
なので強要することもできません。
あなたに選ぶ権利があります。
あなたの時間の使い方と
誘ってもらった物事の本来の目的を伝えれば良いだけなのです。
良かれと思って安いからと物を押し付けたり、
ぐちゃぐちゃに見たくないものを目の前に広げたりして
結局片付けの時間を増やしてしまうなどの相手の自由を奪う人
は、
ズバリ
「あなたに無意識に意地悪をする人」
なのです。
ちなみにそのちょこちょこ買いする人が貯蓄できていないと判断する理由は
いつもお金の話をしているけれど
保険にたくさんお金を費やしているそうで
そのせいでお金がないといつも嘆いています。
また、人のお金のことをすごく聞きたがります。
でも保険をかけても長期で休んだり病気になったりしていません。
(直接的にその人のせいではないですが
周囲の方が病んでしまい、どんどん退職していきます。)
安くて、(その物を欲していない)人にあげられる物を選ぶ時間がもったいない
保険のお金がもったいない
とは思わないんですね。
高額医療と国民皆保険があるのでよほどの持病か遺伝性のリスクがない限り
保険を万単位でたくさんかける必要はない日本ですが
調べる時間は取らないんだな、
情報収集はしないんだな、
本は読まないんだろうな、
最新のことに興味はなく自分の価値観を優先させるんだろうな、
などと感じてしまいます。
まとめ
時間を有意義に使うことは自分にとって何をすることかを大事にしていると
④つの人にはなり得ません。
自分の時間の使い方をわかっている人は
自然と他人の時間の使い方を奪うことはしなくなります。
④つのことをする人の共通点とは
「時間の大切さを考えられていない人」
なのです。
時間を大切にする生き方にシフトすれば
綺麗な部屋で
充実した毎日を過ごすことができる
といろんな人や家族を見てきて本気で感じて毎日を過ごしています。
終わり。
・・・アイキャッチの餃子は包んでいる時に無心になれるという
私個人の有意義な時間を表しています🤗